嫌なことって、忘れたいのに
なかなか忘れられませんよね。
仕事で失敗すると、
またミスをしたらどうしよう
とトラウマになりますし、
失恋すると、
新しい恋をするのが怖くなるし、
この先もずっと、
嫌な気持ちを引きずって
いかなくちゃいけないかと思うと、
すごく憂鬱ですよね。
その気持ちすごく分かります。
実は私も、飲食店でバイトしていた時
お客さんにお茶をかけてしまって
めちゃめちゃ怒られた
嫌な思い出があるんです。
お客さんの怒鳴り声と真っ赤な顔が
頭から離れなくて、
寝る前に思い出して寝不足になったり、
仕事で飲み物を運ぶのが怖くなったりと
イヤな気持ちを引きずってしまい、
どうしたらいいのかと悩んでいました。
そんな時、ある一冊の本で
気持ちを切り替える方法を知り、
自分なりにアレンジして実践したら、
思い出に振り回されなくなったんです。
それからは、嫌なことがあっても
すぐに気持ちを切り替えられましたし、
嫌な気持ちを引きずることもなくなり
気持ちが前向きになりました。
今回は、本や自分の体験から
嫌な思い出に煩わされず、
前向きな毎日を送る方法をご紹介します。
- 嫌な思い出に囚われなくなる
- 嫌なことがあっても、気持ちを切り替えられる
- トラウマから解放され、前向きな気持ちになれる
このように嫌な思い出に囚われず
前向きな毎日が送れるようになります。
- 嫌な思い出に縛られたまま
- いつまでも気持ちが切り替えられない
- ネガティブな気持ちを引きずってしまう
このように嫌な思い出を引きずり
ネガティブな気持ちで
毎日過ごすことになります。
あなたが、
この先も嫌な思い出に振り回され、
ネガティブなまま
毎日過ごしても良いのなら、
ここで閉じても大丈夫です。
でも、嫌な思い出に囚われず、
前向きに生きたいのなら
ぜひ読み進めて下さいね。
嫌なことを忘れる3つの方法
嫌な思い出って、良い思い出よりも
強く残りがちですよね。
それに、一日に何度も思い出して
嫌な気持ちになったり、
似たような状況になると、
また悪いことが起こるんじゃないか
とネガティブな気持ちになりますよね。
私も、仕事での大失敗は
勤務中に何度も思い出してしまい、
仕事をすること自体が
憂鬱になってしまうほどでした。
おまけに、夢にまで見るので
寝不足で食欲もなく、
一日中、モヤモヤした気持ちを
引きずっていました。
では、嫌な思い出って、
どうして鮮明に
残ってしまうのでしょうか?
また、どうすれば忘れられるのでしょうか?
嫌な思い出を引きずる3つの原因と
解決策をご紹介します。
事実と感情を切り離す
嫌な思い出って、事実よりも
その時に自分がどう思ったか
感情の記憶の方が多いですよね。
私の嫌な思い出の場合、
事実はお客さんにお茶をこぼした
ことだけですが、
もう少し手元に集中すればよかった
という後悔、
お客さんに何か言われるんじゃないか
という恐怖、
フォローしてくれた上司や仲間に対する
申し訳ない気持ちなどなど、
感情の記憶の方が
圧倒的に多いんですよね。
しかも、思い出すたびに
ミスをした自分を責めて
自己嫌悪になったり、
また同じことを
繰り返すんじゃないかと
不安になったりと
ネガティブな感情が
雪だるまのように膨れ上がって、
どんどん大きくなってしまうんですよね。
これが、もし失恋した思い出だと、
事実は「恋人と別れたこと」ですが、
恋人から言われて悲しかったこと
原因をつくった自分への後悔、
喪失感、切ない気持ちなど
いろんな感情と一緒に記憶されますし、
月日が経つにつれて、
悔しい気持ち、恋人に対する怒りなど
別の感情が芽生えることもありますよね。
このように、
たった一つの事実を
たくさんの感情でコーティングして
大きくしているのは、あなた自身なんです。
人間には、嫌な記憶ほど
同じ失敗を繰り返さないように
残しておく防衛本能があるので、
大きくしてしまった悪い記憶は、
記憶に残りやすくなってしまうんです。
ですから、嫌なできごとは、
その時どう思ったかではなく、
どんなできごとだったのか
事実のみを思い出すのが効果的です。
オススメの方法は、
事実のみ紙に書くこと。
人に話したり、思い出したりすると、
感情的になってしまいがちですが、
書き出すと、余計なことは
書かずに済むので、事実のみを
客観的に見ることができますよ。
書き終わったら、一度深呼吸して
気持ちを落ち着かせます。
気持ちが落ち着いたら、
書いた事実を第三者の視点で見て、
解決策を考えます。
もし、バイトで
お茶をこぼしたことが事実なら、
解決策は同じミスをしないことですよね。
では、同じミスをしないためには
どうしたら良いのでしょうか?
まずは、湯呑が傾かないように
手元に気を付けること。
そして、足元や周囲に気を配ることですね。
起きてしまったことを
後悔するのではなく、
今後どうしたらミスしないか考えると、
気持ちが前向きになりますよね。
もし、どうしても
感情が抑えられない場合には、
落ち着くまで時間を置いてください。
大切なのは、
思い出を感情でコーティングしないこと。
事実だけを捉えて
解決策で未来に目を向けると、
過去のできごとに執着しなくなりますよ。
反復しない
嫌なことがあった時、やりがちなのが
恋人や友人にグチること。
誰かに話すということは、
嫌なできごとを細かく思い出し、
説明する必要がありますよね。
これにより、嫌な思い出を
頭の中で追体験してしまい、
ますます忘れられなくなってしまうんです。
実は、繰り返すことは、
記憶することと深いつながりがあるんです。
学生時代、あなたがテスト勉強をした時
のことを思い出してください。
歴史の年号を覚えるために、
どうやって勉強しましたか?
おそらく、何度もノートに書いたり、
繰り返し口に出して覚えましたよね。
それと同じで、
人は、繰り返しアウトプットすることで
記憶するようにできているんです。
ですから、忘れたいことを
何度も人に話してしまうのは
逆に、忘れにくくすることに
繋がってしまうんです。
もし、ネガティブな感情を抱えたままで
つらいという方は、信頼できる人に
一度だけ話すのがオススメです。
人に話すと、自分の苦痛が緩和されて
安心感が得られる効果(カタルシス効果)
があるので、心の負担を軽くすることができますよ。
でも、何度も同じことを繰り返すと、
忘れにくくなってしまうので、
長期的に嫌な記憶と
付き合わなければならず、
かえって逆効果になります。
私は、数年前大切な人を亡くし、
毎日のように思い出したせいか
しばらくは、
つい数日前のできごとのように
身近に感じられて、とてもつらかったです。
でも、意識的に思い出すことを避け、
口にせずに過ごしたら、
自然とつらい記憶がなくなり、
楽しい思い出が残りました。
基本的に、嫌な思い出は、
人には話さないのがオススメです。
なぜなら、一度経験しただけなら、
そこまで長く記憶に残らないからです。
それでも、どうしてもつらい時には、
一度だけ人に吐き出しましょう。
そして、心が軽くなったら、
あとは口にしたり、
思い出したりするのを控えましょう。
もし思い出しそうになったら、
映画を観たり、
好きな歌の歌詞を追うなどして
無理やりシャットアウトする方法もあります。
人の脳は、
同時に複数のことを考えられないので、
意外と効果的ですよ。
思い出を反復することをやめれば、
他のできごとと同じように、
自然と薄れていきます。
過去のできごとに縛られなくなると
前向きな気持ちで今を生きられるので、
心が楽になりますよ。
思い出を完結させる
あなたは「ツァイガルニク効果」
という言葉を聞いたことありますか?
完結したできごとよりも、
達成できなかったり、
中断してしまったことの方が
強く記憶に残る心理です。
たとえば、あなたが恋人を振って
別れたとします。
あなたにとっては、
自分で決めて恋人と別れたので、
過去のできごととして
完結していますよね。
でも、相手にとっては
突然振られて納得ができず、
未練が残る原因になりますよね。
なぜなら、相手にとって
恋愛は継続中ですし、
突然中断されたものになるからです。
この場合、早く忘れられるのは、
振った側と振られた側、どちらでしょうか?
もちろん、前者の振った方ですよね。
このように、嫌な思い出って
誰かに理不尽なことをされたり、
相手の都合に振り回されるなど、
自分が納得していないことの方が
多いんですよね。
それで、自分の中では
なかなか完結できずに
長く引きずりやすいのです。
では、どうしたら終わらせることが
できるのでしょうか?
それは、自分が終わったこととして
認識することです。
もし仕事の失敗なら、
同じミスをしないためには
どうしたらいいか解決策を考えたり、
恋人と別れた時には、
連絡先を消し、交流を断つことで
過去に区切りを付けられます。
もちろん、しばらくは
悲しみや怒りに囚われることも
あるかもしれません。
でも、過去に戻れないように
何かを断ち切ったり、
一つの経験として、これからのことに
どう活かすか考えることで、
少しずつ「終わったこと」として
実感できるようになりますよ。
仕事の失敗なら、上手くいかせば
成功のきっかけになるし、
誰かとの別れは、
新しい出逢いに繋がります。
区切りを付けた思い出は
自分の経験値になりますし、
新しいことへ一歩踏み出す
原動力になりますよ。
まとめ
今回は、嫌なことを忘れる3つの方法を
私の体験談と一緒にご紹介しましたが
いかがでしたか?
それでは、最後に分かりやすくまとめますね。
事実と感情を切り離す
感情的にならず、事実のみに注目すると
自分の中で必要以上に大きくせずに済みます。
事実は紙に書き、解決策を見出すと、
客観的に捉えやすくなりますよ。
反復しない
人に何度も話したり、
頻繁に思い出すと、
記憶として定着されやすくなります。
思い出を反復することをやめれば、
他のできごとと同じように、
自然と忘れられますよ。
思い出を完結させる
人は、完結したできごとよりも、
達成できなかったり、
中断してしまったことの方が
強く記憶に残ってしまいます。
仕事のミスなら
次はどうすれば良いか考えたり、
恋人との別れなら
連絡先を消し交流を断つなど、
過去のものとして断絶すると
執着しづらくなります。
以上が、嫌なことを忘れる3つの方法でした。
嫌な思い出から解放されると、
今を前向きに楽しめるようになりますよ。
忘れたいのに忘れられない
思い出がある方は、
ぜひお試しくださいね。
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