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「スプラトゥーン」とは
『スプラトゥーン』は、2015年5月に任天堂より発売された、アクションシューティングゲームです。プレイヤーはヒト型に変身できるイカ(インクリング)となり、インクを出せるブキを手にして戦います。「ナワバリバトル」では、4対4のチームに分かれてステージを塗り合い、塗った面積が多い方が勝利です。ブキを使えるヒト型と、インクの中に潜伏&移動できるイカを使い分ける独特のアクションが特徴で、人気が高いゲームの1つです。
最初のキャラクターは豆腐だった!?
『スプラトゥーン』といえばイカですが、最初は全く別のものでした。それがコチラ ↓ ↓ ↓
任天堂公式ホームページ『社長が訊く』より引用
そう、豆腐だったのです!!
白い方が”もめん豆腐”で、黒い方が”ごま豆腐”なんだとか。なんと、2種類の豆腐がバトルをするゲームだったんですね!因みに、豆腐に付いた小さな突起が鼻で、そこからインクをドバーッと出して戦うそうですよ(笑)
ただし、4対4で戦ってたくさん塗った方が勝つルール、インクの中に潜伏できるスキルはすでに決まっていたそうです。
豆腐からウサギへ
その後、商品化することを考え、キャラクターをヒト型に変更することになりました。それがコチラ ↓ ↓ ↓
任天堂公式ホームページ『社長が訊く』より引用
今度はウサギになりました!
ウサギの立ち方やブキの持ち方は、ヒト型のイカと似ていますね。ただ、この時点では、まだヒト型への「変身」の概念はありませんでした。
ウサギにした主な理由は、白くてインクを塗られた時に分かりやすいこと、耳がなびくアクションが映えること、真上からでも向きが分かりやすいことなんだとか。確かに、豆腐よりもウサギの方が魅力を感じやすいかもしれませんね。
しかし、ここで新たな疑問が浮上します。
「なんでウサギがインクを塗るの?」
・・・・・・。
・・・。
誰も答えられなかったそうです(笑)
イカの誕生!!
ウサギがインクを塗る理由に、開発者たちが頭を悩ませていた頃、ちょうど“インク生命体”と“ヒューマン体”を切り替えられるようにする案が浮上していました。ぺったんこになれる“インク生命体”とインクを出しても違和感がないキャラクター。それは・・・
「イカにしよう!」
満場一致!ヒト型になれるイカ(インクリング)の誕生の瞬間でした!
”イカっぽいヒト”から”ヒトっぽいヒト”へ
しかし、初期のイカのヒト型は”イカっぽいヒト”でしかありませんでした。そのため、イカとヒト型との区別がつきにくく、親近感が湧きづらいデザインだったのです。
任天堂ホームページ『社長が訊く』より引用
イカが主人公のゲーム自体が初めての試みですし、まして、イカがヒト型に変身した時の姿なんて、なかなか想像がつくものではありませんからね。
そんな時「イカじゃなくて別の生き物でも良いのではないか」という提案が!さらに「イカはイカっぽく、ヒトはヒトっぽくしてもいいんじゃないか」という意見まで飛び出すのです。
こうして開発は一気に進み、今のイカに近いヒト型が完成しました。さらに、イカがインクに潜る時の水しぶきのエフェクト、インクを進む時の涼しげな効果音、カメラアングルなども続々とできあがります。BGMは”やんちゃな遊び”をイメージしてロック調のものに決定。イカ達のファッションがストリート系なのは、開発者さんの好みだそうですよ。面白いですね!
任天堂公式ホームページ『スプラトゥーン』より引用
イカが主役のアクションシューティングゲーム『スプラトゥーン』(Wii U)は、2017年7月には『スプラトゥーン2』(Nintendo Switch)が発売され、全世界で愛され続けています。
『スプラトゥーン2』には、陣地を塗り合う「ナワバリバトル」、ウデマエを競い合う「ガチマッチ」の他にも、オオモノシャケから金イクラを回収する謎のバイト「サーモンラン」など、別の遊びもいくつか収録されています。
さらに、2018年6月には有料コンテンツ「オクト・エキスパンション」(1800円+税)が配信され、クリアした特典として、タコが選択できるようにもなりました。タコは、スキルやステータスはイカと同じですが、外見や声がやや異なります。「オクト・エキスパンション」の中には手強いステージもあるので、クリアした時の喜びも一入ですよ。
気になった方は、公式ホームページをチェック! ↓ ↓ ↓
任天堂公式ホームページ『スプラトゥーン2』オクト・エキスパンションより引用
『スプラトゥーン2』の公式ホームページはコチラ ↓ ↓ ↓
任天堂公式ホームページ『スプラトゥーン2』より引用